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頚椎症性神経根症について

頚椎(首の骨)の変性によって神経が圧迫され、首から肩、腕、手まで痛みやしびれが広がる病気です。40〜50代の方に多く、長時間のデスクワークやスマホ操作で首に負担をかける姿勢が影響するとされています。

1. 原因

加齢による椎間板の変性

椎間板が劣化し、骨と骨の間が狭くなる

骨棘(こっきょく)の形成

椎間孔が狭くなり、神経根を圧迫

不自然な姿勢や過度な負荷

  • 長時間のパソコン作業、スマートフォンの使用
  • 首にかかる負担が増えると発症リスクが高まる

2. 症状

首の痛み

顔を上に向けたり首を傾けると痛みが強くなることがある

肩や腕、手のしびれ

電気が走るようなチクチクとした感覚

手の感覚異常や筋力低下

物をつかみにくい、腕を動かしづらい

腕を上に上げる姿勢が楽

痛む側の腕を挙げたり反対の手で支えたりする姿勢をとることで痛みを軽減

3. 診断方法

1. 問診・身体検査

痛みやしびれの始まり方、首の可動域、腕や手の感覚・筋力をチェック

2. 画像検査(MRI・CTなど)

神経根の圧迫状態や骨棘の有無を確認

3. 頚椎椎間板ヘルニアとの鑑別

症状の出方や画像所見で見分ける

4. 治療法

症状の強さや日常生活への影響に応じて、段階的に治療を行います。

保存療法

    • 薬物療法

痛み止めや消炎鎮痛剤で症状をコントロール

    • 安静・理学療法

首への負担を減らし、首や肩の筋肉をほぐす

    • ストレッチや姿勢指導

デスクワーク時の姿勢改善や、こまめなストレッチ

手術療法

  • 神経根の圧迫を取り除くための前方除圧術や後方除圧術
  • 痛みや麻痺が強く、保存療法で改善が見られない場合に検討

5. 日常生活の注意点

首に負担をかけない姿勢を心がける

  • 長時間同じ姿勢にならないよう休憩をこまめに取り入れる
  • スマホやパソコン作業時は背筋を伸ばし、画面の位置を調整

適度な運動・ストレッチの習慣

  • 首から肩にかけての筋肉を柔軟に保つ
  • 無理のない範囲でウォーキングや軽い体操を行う

痛みやしびれが続くときは早めに受診

症状が長引くと悪化するリスクが高まるため、専門医

加須市 栗橋駅にある「こばやし整形外科」

首や肩、腕にかけての痛み・しびれは、日常生活を大きく妨げる要因になります。早めに専門医へ相談し、適切な治療や生活習慣の見直しを行うと回復が早まります。
加須市 栗橋駅にある「こばやし整形外科」は、患者さん一人ひとりに合わせた治療とサポートを提供しています。お気軽にご相談ください。

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