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痛風について

体内で尿酸が過剰に生成されることで、血液中の尿酸値が高くなり、関節に激しい炎症や痛みが起こる病気です。特に足の親指の付け根に強い痛みが出ることが多く、中高年の男性に多い傾向があります。

1. 主な原因

過剰なプリン体摂取

レバーや魚介類などのプリン体が豊富な食品、アルコール摂取が尿酸値を上げる

生活習慣の乱れ

食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足、ストレスなどで代謝が乱れ、尿酸が増えやすくなる

遺伝的要因

家族に痛風患者がいる場合、尿酸値が高くなりやすい体質を受け継いでいる可能性がある

2. 症状

突然の激しい関節痛

夜間や早朝に発作が起こることが多い

関節の腫れと赤み

足の親指の付け根が代表的だが、他の関節も発症する場合がある

痛みの持続期間

発作は数日から数週間続くことがあり、再発リスクが高い

3. 治療法

痛風は放置すると再発を繰り返し、関節や腎臓にダメージを与える可能性があります。

薬物療法

  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などで痛みを緩和
  • 尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)で体内の尿酸量をコントロール

生活習慣の改善

  • プリン体を多く含む食品やアルコールの制限
  • 適度な運動や体重管理で、尿酸値の正常化を目指す

水分補給

尿量を増やして尿酸を排出しやすくする

4. 予防と再発防止のポイント

バランスの取れた食事

野菜や果物、穀物をしっかり摂り、動物性食品や高カロリー食を控える

定期的な健康チェック

血液検査で尿酸値を把握し、早めに対策をとる

ストレス管理

ストレスによるホルモンバランスの乱れも尿酸値上昇に影響する

適度な運動

ウォーキングなどの有酸素運動で代謝を整える

加須市 栗橋駅にある「こばやし整形外科」

痛風は激しい痛みを伴い、再発を繰り返すと関節や腎臓に大きな負担がかかります。早期の受診と生活習慣の見直しで、症状のコントロールや再発防止に大きく近づくことができます。
加須市 栗橋駅にある「こばやし整形外科」では、医師による診察はもちろん、管理栄養士による食事や栄養面のアドバイスを行い、痛風に適したライフスタイルづくりをサポートしています。お気軽にご相談ください。

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