メニュー

デュピュイトラン拘縮について

手のひらや指にしこり(硬結)が生じ、徐々に指が内側へ曲がり、伸ばしにくくなる病気です。特に薬指や小指に多く見られ、進行すると日常生活で不便を感じるようになります。男性の50代以降に発症しやすい傾向がありますが、女性や若い世代にも起こることがあります。

1. 主な症状

手のひらに小さなしこりができる

初期は痛みがない場合が多い

指が徐々に内側へ曲がる

まっすぐ伸ばせなくなり、物をつかむ、手を洗うなどの動作に支障

薬指・小指に多い

他の指や足裏に影響が及ぶこともある

2. 原因とリスク要因

明確な原因は不明

手掌腱膜が肥厚・線維化して指を引き寄せる

遺伝的要因や生活習慣が影響

糖尿病、喫煙、アルコール大量摂取、高齢などがリスクを高める

家族歴も一因

同じ疾患を持つ家族がいると発症リスクが高まるケースあり

3. 治療方法

症状の進行度合いや患者の年齢・生活様式によって治療法を選択します。

1. 非手術的治療

  • ストレッチやマッサージ、装具で進行を遅らせる
  • ステロイドやコラーゲナーゼの注射で拘縮を緩和

2. 手術療法

  • 手掌腱膜の切除や指の可動域回復を目的とする
  • 手術後はリハビリを行い、再発防止と機能回復を図る

4. 病気の経過と注意点

ゆっくり進行する例が多い

しこりに気づいてから指が曲がるまで数年かかる場合も

再発の可能性

手術後も再度拘縮が起こることがある

早期受診・継続的フォローが重要

指の違和感や曲がりを感じた場合は、専門医の診察を受ける

加須市 栗橋駅にある「こばやし整形外科」

デュピュイトラン拘縮は、指の曲がりによって生活の質を大きく損なう恐れがあります。放置すると進行し、まっすぐ伸ばせなくなる場合もあるため、早期の診断と適切な治療が大切です。
加須市 栗橋駅にある「こばやし整形外科」では、医師の診察を通して、一人ひとりの症状や生活状況に合わせた治療法やリハビリプランをご提案しています。手のしこりや指の曲がりでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME