メニュー

ぎっくり腰(急性腰痛症)について

何かの拍子に腰を痛めて激しい痛みで動けなくなる状態を指します。欧米では「魔女の一撃」と呼ばれるほど突然の強い痛みが特徴で、重い物を持ち上げたときや、体をひねった動作で起こりやすいです。

1. 主な症状

突然の強い腰痛

腰を曲げ伸ばしすると激痛が走り、体を動かしにくい

腰の筋肉が硬直する

とっさに背筋や腰回りの筋肉が張り、動けないことも

姿勢の維持が困難

立ち上がる、歩く、座るなどの日常動作がつらくなる

2. 原因とリスク要因

腰回りの筋肉・靭帯への過度な負担

重い物を持つ、急な動作、長時間の不適切な姿勢

慢性的な疲労や筋力の低下

運動不足や同じ姿勢の継続で筋肉が疲弊

日常生活の不注意

くしゃみや咳の姿勢など、ちょっとした動作が引き金となることも

3. 治療方法

症状の程度や個人の体力によって、休養とリハビリが中心となります。

1. 安静・冷却(初期 24~48時間)

痛みが出た直後は炎症を抑えるために冷やし、無理な動きを避ける

2. 温熱療法(痛みが落ち着いたら)

血行を促進して筋肉をほぐすため、温めるケアに切り替える

3. 薬物療法

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や筋弛緩剤などを使用する場合も

4. リハビリテーション・運動療法

痛みが軽減した後、ストレッチや筋力強化を行い再発を防ぐ

4. 日常での予防と対策

正しい姿勢と持ち上げ方

膝を曲げて腰を落とし、物を体に近づけて持ち上げる

適度な休憩とストレッチ

長時間同じ姿勢を避け、腰を伸ばしたり回したりして血流を促す

くしゃみ・咳をするときの注意

腰を少しそらせる、手を支えにするなどで腰への負担を減らす

筋力の維持

腰回りや腹筋を鍛えることで、腰を支える筋肉を強化する

加須市 栗橋駅にある「こばやし整形外科」

ぎっくり腰の激しい痛みは早めの対処が大切です。痛みや動きにくさが続く場合は、当院で医師の診察を受け、最適な治療プランやリハビリ方法を見つけましょう。痛みがひどい方はお気軽にご相談ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME